2010年06月12日

100均でつくってみた(スティック・ケース編)

 スティック・ケースというのがあるのですよ。たいてい、右利きの人は右のフロアタムの胴にぶら下げるのである。

 何に使うのかというと、演奏中にスティックをうっかり取り落としたときに、素早く代えのスティックを掴むためのものなのである。

 なので、ライブの時、スティックはせいぜい3セットぐらいあればいいのである。Curacaoではブラシやマレットはまず使わないだろうし。

 いつも使っているTAMAのケースはペダルを入れるリュックに入らないので、ライブのとき持って歩くのはおっくうである。もっと小ぶりのケースはないのかなあと、常々、思っていた。

 新星堂とかでフツーに売っているのは、横幅は10cm程度で、まるでそろばんケースみたいな感じ。本革製だったり、なかなか凝った作りの商品もあるのだけど、小生的に気に入ったデザインが無くて、ちょっと保留。


ラベルは取りましょう そんなわけで、100均グッズで小型スティック・ケースを自作してみました。

 用意するのは、「袋入りコンパクトざぶとん(キャンドゥ)」に、「ロングポールチェーン(KKサンコー)」を2本。

 作り方は、

 ざぶとんの袋の紐に、ロングポールチェーンの輪っかを通す。

できあがり。300円+消費税也。

 ざぶとんは、ナイロン製でツルツルであることが肝心。たいていスティックは使っているうちに削れてささくれ立ってくるので、フェルトとかフリースとかメッシュでは抜いたときに引っかかって駄目なのである。

 クッション部分がうまくスティックとFタムが触れるのを回避してくれて、雑音が出る心配も無い。実に、素晴らしい。

 「ロングポールチェーン」もビニールのカバーがついて雑音よけになるし、タムに取り付ける金具もシンプルで必要十分。これまた、素晴らしい。

 同じくキャンドゥで買った「小銭入れ」を紐に挟めば、チューニングキー入れになります。あら、素敵。


自信作です まあ、これの一番良いところは、用が済んだらそのまま「ざぶとん」、「なにかをつなぐ紐」として使えることではないでしょうか?

 本物のケースのようにスティック全体をカバーはできないけれど、スティックもろともリュックに入る大きさだし、あくまで本番用と割り切れば、十分使えます。人に見られると、ちょっと恥ずかしいけれど…。


↓新作アップしましたよ。
100均でつくってみた(エプロンでつくるドラムスティックケース)
posted by POYO at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | one hundred dreams | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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